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第一章 5-4 短期間しか延命しない固形がん
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    丹羽先生らしい見出しの表現なので、こちらが躊躇してしまいますが、活字をどうイメージし解釈するかは、読者によって異なると思いますので、予めごご理解のうえお読み下さい。
    5-1、5-2の固形がん以外の、肺がん(限局性の小細胞がんを除く)、胃がん大腸がん喉頭がん咽頭がん食道がんなど大半の固形がんは、早期に手術が出来て、完全にがんが取り切れて転移もない場合は、治癒したり延命したりします。
    しかし、転移で手術できないがんや、術後再発した進行例では、抗がん剤を使っても、確かにがんは一時的に小さくなる事があり、症状が緩和される場合もありますが、5-3の乳がんや卵巣がんと違って、延命効果はあってもわずかであると言うのが現状です。
    したがって、固形がんの大半が、平均一年〜三年で亡くなります。
    では、どうすればいいのかは、「第三章」で丹羽療法による実際の治療例からご覧頂けます。
    腎臓がんは、抗がん剤による延命効果はあまり期待できませんが、手術でごく初期に切除できた場合を除き、固形がんの中では二、三年生きられて、三、四年で肺へ転移し死に至ります。
    子宮ガン甲状腺がんは手術で治癒する例が他のがんより多く(5-2)、比較的軽いがんですが、再発、転移してしまった場合は、抗がん剤で延命が期待できない部類に入ります。
    また肝臓がんですが、他のがんと違うところは多臓器転移をしないところです。したがって、初期に手術して取り切れれば治癒もしますし、十分延命します。(中略)
    肝臓がんはがんになる前に、B型肝炎やC型肝炎が発症する経緯があるので、早期発見しやすいと聞いていますが、やはり「がん」だけでなく「健康」に対する知識は、自己防衛するための最大の武器になると思いますので、優れた医師や優れた著書から知識を得ることも大切だと思います。
    近年著名な国際医学誌に、TAE治療(肝動脈塞栓術)した群と無治療群の比較試験の結果が発表されました。結果は、両群の間で生存期間に有意差なしというものでした(N.Engl.J.Med.332:1256-1261,1995/論文)。
    このように比較的副作用が軽いこともあって一般に非常に広く行われている治療でも、厳密に比較試験を行ってみると延命効果はないという結果が出ているのです。
    次に、肺がん、胃がん、大腸がんの三つのがんで固形がんの大半を占めますが、(中略)一般に遠隔リンパ節(ウイルヒョウや傍大動脈)や多臓器に転移してなくて全部切除できれば延命します。
    しかしこれらに転移している場合、手術による延命効果はありません。
    上記を読んだ時は、背中がゾクッとしました。先日のニュースでも医療ミスの報道がありましたが、投与量を間違うのは明らかに人的ミスであり、ますます医療機関への不安が募ります。
    偶にテレビ番組で、日本の医療制度に対する討論を見ることがありますが、日本のこれまでの傾向としては、やはり化学療法に重点を置いているように思えます。
    丹羽先生も頻繁に言われている『薬害』ですが、日本の医薬品としての認定基準に問題はないのだろうか?
    様々な過程があると思いますが、試験管テストで有効と判断されると、医薬品として認定されると聞いたことがありますが、素人の私でも恐ろしいとしか言いようがありません。
    抗がん剤にしても、ステロイドにしても、話題になったタミフルにしても、使用する医師の責任において使用し、医療ミスと判断される場合は、患者とその家族への保障をその医師自身が行い、医師としての資格を厳しく吟味する機関が必要と思うのは、私だけでしょうか。
    肺がんは大きく分けて小細胞がんと非小細胞がんに分けられます。前述のように限局性の小細胞がんは放射線、抗がん剤治療がよく効き、治癒の可能性、長期延命効果があるといえるでしょう。しかし肺がんの多くを占める非小細胞がんは抗がん剤治療があまり効きません。
    非小細胞がんで現在までに、抗がん剤治療を行った群と無治療群の比較試験がいくつか報告されていますが、抗がん剤治療を行った群が二〜三ヶ月延命するといったものです。この結果は一般の方にとっては驚くべきものではないでしょうか?一般に広く使われている抗がん剤治療の延命効果はこの程度のものなのです。
    肺がん治療ではイレッサという抗がん剤がいまだに日本ではかなり使われていますが、(中略)患者さんを苦しめるだけの治療で、欧米のがん専門医の間では、このような抗がん剤治療の限界が十分認識されるようになり、苦しむだけの抗がん剤治療をやらない方向に向かってきているのです。(詳細は、「第二章 縮小率と延命率は違う」に記載)

    胃がんは肺がんと同じで、手術で完全に切除しても転移していると、抗がん剤を使っても延命効果はわずか三〜六ヶ月で、また、再発防止のための予防効果はないと報告されています(資料参照/European Journal of Surgery 168:597-608,2002;Annals of Oncology 8:163-168,1997)。
    わずか三〜六ヶ月の違いということで苦しむ道を選ぶのでしょうか。ここで著者はこれとは別の道を選びたいのです。

    大腸がんは、一般のがんや固形がんとは少し違って成長するスピードが遅いため、他臓器(肝、肺)へ転移しても、転移したがんを追っかけて切除すると何年も延命できる患者さんがいます。(中略)
    最近も、著名な国際医学誌に、再発した大腸がんに抗がん剤を使うと腫瘍の縮小が30〜40%の患者さんに見られ、かつ無治療群と比較して治療群に有意な生存期間の延長を認めたという論文が出ました。ただ論文をよく読むと、延命効果は無治療群と比べ二〜三ヶ月程度です(「第二章 縮小率と延命率は違う」の60ページに詳細が記載されています)。
    このことで、一般の方とがん専門家の感覚の相違があり、一般の方は新薬が開発されると長生きできると思ったり、場合によっては治ってしまう思うのではないかと述べられています。
    ところが現実は、最高の病院で最高の医師が、若くて全身状態のよい患者で治験を行い、そこで患者は副作用に苦しみながら二〜三ヶ月の延命です。これで大腸がんへの抗がん剤の使用は意味がないということがおわかりいただけると思います。
    また、大腸がんのほかに、肺がん、胃がんでも無治療との比較試験の結果が出ており(N.Engl.J.Med.332:1256-1261,1995/論文)、いずれも延命効果はわずか(中略)。
    肺がん、大腸がん、胃がん以外で、5-4にあたるその多くの固形がんは、無治療との比較試験の報告がありません。やはり無治療との比較試験は倫理的に難しいのが原因と思われます。しかし、その他多くの固形がんへの抗がん剤の奏効率(縮小率)がだいたい大腸がん、胃がん、肝臓がんと同程度ですので、やはり延命効果はあってもわずかだと考えられます。
    やはり、西洋医学の限界なのでしょうか・・・。
    真実が化学によって証明されなければ納得のいかない人間社会の盲点をまざまざと見る思いで、心が痛いです。
    抗がん剤からは撤退すべきだという論文もあるようですが、代替療法や統合医療の実績が医療機関で認められ、正式な治療法として確立されなければ、「しかたない」で済まされてしまうのかも知れませんね。

    次回は、「第一章 5-5 抗がん剤でも早期に死に至るがん」です。

    がん治療「究極の選択」の目次はコチラ

    抗がん剤を超えた丹羽療法 がん治療「究極の選択」
    著者:丹羽靱負(土佐清水病院院長)より抜粋・引用

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    posted by: 丹羽SODメディカル | がん治療「究極の選択」 | 02:31 | comments(0) | - | - |